5月24日
今年もこの風景がやってきました。
日当たりだったり、風通しだったり…時間に関係なくハウスに足を運びます。
毎日の葉面散布も欠かしませんが、この日まで2014年度の収穫作業も続いていました。この時期まで育苗と収穫が重なっているんですよ。
6月9日
片付けと有機肥料の散布の済んだハウスから順に耕し、太陽熱還元消毒の準備です。
(詳しくは2014年度をご覧下さい)毎年試行錯誤を繰り返し、今年は塩ビパイプをハウスの戸口下から通し水を供給することにしました。これで隅々まで水が回ることを期待しています(笑)
6月13日
2014年度、追加で購入した蜂さん達。
シーズン終わり頃にはかなり減ってしまう事は皆さんご存知でしょうか?
農薬問題等で蜂が激減してしまっている昨今、大事にしなければと日頃お世話になっている方の知り合いでもある養蜂場で預かって頂けることとなりましたが、ちょ~っと中を覗いてみたい(笑)
躊躇わず開けてみる師匠にもびっくりですが、その美しさにもビックリ‼
なんかいいものを拝めたような…不思議な感動がありましたよ。
6月15日
昨年のいちごで漬けたいちご酒。本日解禁となりました~。
ホントは1ヶ月程から飲めるのですが、とことん漬け込んだらどうなるのかとちょっとねかせてみました。きれいに色づきいちごそのものの香りがします。
記念にラベルを貼ってみました。ちょっと売り物っぽいでしょう?
残念、売り物ではありません(笑)
6月20日
今年も長く伸びました~。着地で先端が焼けてしまわないように寒冷紗という布を敷いて対策。
そろそろ切り離しも間近ですね。
7月3日
ポット植完了~。今年は親苗の生育が良く沢山の小苗を剪定することができて苗の大きさもそこそこ揃う事ができたりして順調に作業が出来ました。
途中雨が降ったりで作業をお休みした日もありましたが、キャンプ用のタープの下での作業だったので日照りの心配はほぼ皆無。作業効率を上げるためには日照り対策は必須ですね。
並んだ苗を眺めるとすがすがしい気持ちになりますよ~♡
7月18日
ポット植終了から2週間になりますが、すでにポットの隙間から白い根が元気よく伸びてきていました。
ランナーから水分・養分もスムーズに吸収されているのでしょうかね。苗半作、苗作り迄で苺の半分の仕事は決まってしまうという重要な時期です。大事に大事に…今年も元気に育ちますようにと毎日願っている時期です。
7月20日
この時期秋澤いちご園では元気の源としてちょいちょい登場するのが苺スムージーです。まぁ…今でこそおしゃれにスムージーとか言っちゃってますがww
時代が変わればネーミングも変わる。時代に乗り遅れないように努力しなくては…なのです。
7月31日
成長し葉の枚数も増えてきたポット苗達。毎年の事ですが、古い葉と土に刺してあるランナーを少し残して取る。これがなかなかの重労働(;´・ω・)
育苗ハウスいっぱいに並べている為に隙間に入り込むことも難しく、外に運び出し入れ替えながらの作業は根気と体力勝負。そんな時くだらない話で場を盛り上げる二代目。わざとくだらない話をしてるんだと威張ってますが、さてさて…ww
8月4日
炎天下の中、今年も圃場の太陽熱還元消毒中。昨年隅々まで水が行き届いてなかったのでは?との疑問があり、今年は塩ビパイプを置くまで差し込み短時間に水を流し込む方法をTRY。うまく水が回り込みいい感じです。もうすぐ耕しますよ。
8月8日
太陽熱還元消毒も終了。早速トラクターで耕します。ハウスサイドぎりぎりまで寄せて耕せるととってもいい気分~!これは運転した人にしかわからない気分と思いますが、いつも何かにチャレンジしながら仕事をしているのって、些細な事でも達成感が味わえて気分も上がります。地味なことを黙々と続けるための秘訣かもしれません。
8月16日~24日
毎年お盆は畝上げ初め…秋澤いちご園の恒例行事デスww
とにかく暑いあつい…一畝作る度に水分補給!!
今年はと~ってもきれいに上がっていましたが、あと一寸のところで機械が故障。年代物の畝上げ機で部品も取り寄せ出来ず、さて困ったと思っていたところに同じ畝上げ機を使っている近所のベテランさんがすぐに貸してやると軽トラに積んで30分後にやってきた。
あぁ~人の温かさが染みました。おかげで無事最後までやり切れましたよ。感謝・感謝です。
9月2日~3日
パートさんと共に定植開始。
畝が柔らかいのでポット苗は意外と楽に埋まってしまいますが数が数だけに3人ではなかなか大変。
それでもベテランで頑張り屋のパートさんのおかげで今年もきれいに出来ました。
この風景、やり切った感いっぱいで気持ちいいんですww
9月10日
鹿沼を集中豪雨が襲ったのは8日の夜でした。2か所に点在するハウスもすべて水浸し…。一時は苗が見えなくなる深さまで水が入り込み手の付けようもなくただ眺めることしか出来ませんでした。自然の力には到底かなう訳がないのですが、跡を継いで3年目の今年は私たちにとって特別な年だっただけにとてもショックでした。
この時点ではこれから先、どう立て直すか皆無。ただただ片付けと水が引くのを待つしかありませんでした。
ただハウスを流されたり、圃場の土が流されて河砂利だらけになってしまったご近所も多く、まだ被害が少ない方だと割り切るしかなかったですね。
9月18日~
乾いてきた圃場から耕し始めましたが、肥料の手配や太陽熱還元消毒を再度する時間もなく不安の残る再スタートです。
この時点で残っている苗は定植で残ったものがちょうどハウス1棟分。足りない7棟分は手配しました。この作業を2回やることになるとは思わなかっただけに、やり切って力が抜けた分、肉体的・精神的にもしんどい再スタートでした。畝上げ機を操る二代目の背中にちょっと疲れが見えるのが心配です。
9月21日
残っていたポット苗を定植しました。はじいたもので少し小さめの苗ですが、それでも今は有難い苗です。
大事に大事に育てます。そしてあと7棟分の苗は日光の山で育った山上げの苗を使うことになりました。近々取りに行く予定ですが山の気温がかなり下がってきていることとが気がかりです。少しでも早く苗取り作業が終わりますように。
10月9日
紅葉も色づき冷え込みも厳しくなった日光・戦場ヶ原。この日まで苗取りの作業は続きました。先方の都合もあるので仕方ないのですが、正直内心ドキドキ...。
遅すぎるのではないか?ちゃんと根付くのだろうか?寒さにあたっている苗がどうなるのか初めての苗に不安ばかりです。
10月24日
先に定植した苗が順調に実を付け出しました。これを確認できるまで、本当に心配で仕方がありませんでした。
自分の作った苗を信じていいんだと思えた瞬間でもあり、水没して捨ててしまった苗に後悔の念も…。捨ててしまった苗達ごめん!
11月11日
初収穫です。まだ数は揃いませんので出荷には至りませんが、果形も良く蜂くんも元気に活躍してくれている様子が分かります。
12月20日
まだ調子が出ない?山上げの苗を尻目に、先に定植したハウスの苺ちゃんたちはまるでクリスマスに合わせてくれたように実り始めました。
この時期JAからクリスマス用のノルマ的なものがあるのですが(絶対ではないのですよ)今年はそれ以外に個人の注文、クリスマスケーキ用とお店の方からの注文も相次ぎました。
ハウス1棟で対応しきれるのかと心配でしたが、無事すべての出荷をこなせましたよ。よかった、ヨカッタ。
12月27日
苺はいつでも形も大きさもそれぞれ...
ご注文頂いた際に大きさをお聞きすると、さほど気にされていないお客様も多いことに気づき、色々な大きさ・形のものをセットにしたバラエティパックを販売開始しました。今年は果形が良いものが多く表情も美しく輝いています。人間でいう美人さんですねww
どうぞよろしくお願い致します。
1月30日
今シーズン初めての雪が降りました。
ハウスを潰さない様にこまめに雪落としの作業に追われる一日でした。
2月18日
郡山の紅茶が美味しいcafe,カフェ・ラバーズ・リープ様が秋澤いちご園の苺を使って苺フェアを始めていただいております。
お近くの方、ご興味のある方、ぜひ福島県郡山市のカフェ・ラバーズ・リープまで足をお運びください。
チャーミングなオーナーにも注目です。
3月6日
温かくなってきてハウスのサイドを開放することが多くなってきた時期ですが、真っ赤な苺を狙って侵入者が増えてきます。
空を自由に飛び回る奴…ヒヨドリです。
とにかく食べ散らかす様がひどいので今年は黒い網をサイドに取り付け侵入を阻止。ヒヨドリ問題は解決しましたが、この地区には昨年末から泥棒が多発。暑くなったこの時期もまだ泥棒が発生しています。困ったものです。
4月3日
早いものです。すでに来シーズンの親苗がナイアガラハウスに並びました。
今年はもっといいものを…そんな思いでここからスタートしています。
色々あった今年だからこそ強くツヨクそれを感じながら丁寧に植えました。ここからは本圃とナイアガラハウスの2つの管理に大忙しの2代目です。
4月29日
ゴールデンウイークですね。秋澤いちご園は年中無休で頑張っておりますww
この時期になって生育不良だった山上げの苗が元気になってきました。ちょっと遅過ぎたという感が否めません。色々な反省点も見えてきました。が結果的に苗半作。苗作りがいかに大事かと痛感させられた次第です。ハウス全体を見ると、6月まで出荷は出来そうな花数です。病気を出さないことが長く収穫を続けるコツですが、この暑さに苺が解けてしまうのではないかと心配です。
5月15日
ここに来て今シーズン最高の収穫量となりました。世間的には苺はもう終わり…のイメージが強いと思います。この時期の苺は加工用にストックすることも思案中です。完熟で真っ赤なものを加工するととってもきれいで香りがいいのですよ~♡
6月2日
本日が今シーズン最後の出荷となりました。やはり気温上昇は苺へのダメージが大きく品質の良いものが提供できなくなってきました。残念です。
今年も予定していた収穫開放祭り(勝手にネーミングしました)が実施できずお声掛けしていた皆さま申し訳ございません。かろうじていわきのひゃくにんぱん様に提供できて良かった…。
今年度もたくさんの方に支えていただきました。ありがとうございました。来シーズンももっともっと美味しく安全な苺がお届けできるように努力いたします。